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2008年12月15日

炭酸ガスの世界

こんばんわface01
昨日話した日本酒の甘辛については少しはわかってもらえたでしょうか?
これからもちょこちょこ話題には単語が出てくるかもしれないので、忘れたら見返してみてくださいませmaro_wink

では11日目の様子です。

これからはずっとこんな感じで発酵していきますicon12
表面には絶え間なく発酵している炭酸ガスがプチプチと上がってきていますicon14

あ、そうだbikkuri
発酵しているタンクに顔を突っ込むのは危険なんですよbikkuri_hatena
この発酵しているガスは炭酸ですから、二酸化炭素なんですbikkuri
二酸化炭素は空気よりも重いですから
自然にタンクから出ていっちゃうことはありませんicon10
だからタンクの中は二酸化炭素でイッパイface08
とても息なんてできませんface10

みなさんももしタンクを覗くような機会がある時には気を付けてくださいねbikkuri
基本的にタンクは大きいですから、落ちたら上がってこれませんface07
そしてそこは二酸化炭素だらけの世界一貫の終わりですbikkuri2

ちなみに、青煌のタンクは小さいですからとても落ちれませんmaro_yokome
それくらい小さいんですmaro
落ちたら上がってこれないタンクの10分の1くらいですかねface01
小さくないと米の手洗い、品温管理、などなど一人では制御しきれませんicon11
良い酒を造るために他の仕込よりも何倍も手間をかけている青煌ですmaro_wink
これからもよろしくお願いしますface02  


Posted by みずし~ at 23:38Comments(0)日本酒あれこれ

2008年12月14日

酒の甘辛の続き

まずは「青煌 純米吟醸 雄町」のモロミの様子ですface01
前回でやっと追いついたのにまた日が開いちまいましたicon10
まぁ見た目にはもうほとんど様子は変わらないんですけどねmaro

ではでは、8日目です。


これが9日目。

ぶれてしまったicon10

そしてこれが本日、10日目の様子


見た目は変わりませんが、しっかり内容は変わっていますよicon14
最高ボーメを過ぎまだまだ甘いですが、順調に発酵していますmaro_smile
甘みが無いとアルコールになりませんからねmaro_wink

では話の続きを。。。
前回甘いとこからだんだん辛くなっていくという話をしましたface01
それでボーメって何だ?って話ですねmaro_smile
日本酒度というのは「-」が30から始まっているんですが
それよりまだ甘い状態の時を「ボーメ度」というんです。
甘さの指標ですね。

日本酒度と「ボーメ度」の境が、日本酒度-30でありボーメ度3.0なんですmaro
そう、数字的には小数点の位置が違うだけbikkuri
知ってしまえばわかり易いでしょmaro_wink

で、最高ボーメってのは仕込むお酒によっても違うんですが
7.0とか8.0とかが標準ですface01
そしてそこから酵母が糖分を食べて徐々に減り
アルコールに変わっていくという事ですicon12

ちょっとややこしかったでしょうかねぇicon10
説明が下手で申し訳ないですmaro_tears

ま、飲むときはこんな小難しい事は考えずに楽しく飲みましょうface02  


Posted by みずし~ at 23:39Comments(0)日本酒あれこれ

2008年11月05日

酵母ちゃん

酵母と一口に言ってもたくさんの種類があるんですよface02
青煌で使っているのは、色々な花から分離された「花酵母」icon12
花酵母の中にも種類が15種類くらいあるんですが、その中の「つるばら酵母」を使っていますmaro_smile

15種類あってもそれぞれ特徴が違うんですよbikkuri
香りが高い性質があったり、味がメインなものがあったり、酸が高いもの低いもの・・・
香りの種類も何種類もあるんですface08
もう探したら無限大にいろんな酵母がいる可能性が世間に溢れていますicon06

僕が「つるばら」を選んだ訳は、何と言ってもバランスの良さですicon12
香りの種類もキツ過ぎず、味もしっかりしているんですよmaro_smile

これは僕が大学を卒業してから修行でお世話になった茨城の来福酒造にいる時に思った事ですmaro
来福酒造は花酵母をほぼ全て使用している蔵で、使用好適米も幅広く種類を使用していて酵母とお米の組み合わせを考えるだけでも無限大ですbikkuri
そんな中で僕が感動したのが「つるばら酵母」と「雄町」という好適米の製品でしたface02
その時、僕はこの組み合わせを中心にいこうと思ったんですmaro_wink
そして「青煌 純米吟醸 雄町」が誕生したんですicon12

・・・あれ?もはや酵母の話じゃないなぁ(汗)icon10
これは漫画「もやしもん」に登場する酵母のフィギュアですicon06

興味がある方はぜひ「もやしもん」読んでみてくださいface01
日本酒だけじゃなく、ワインの話もあったり面白いですよmaro_wink  


Posted by みずし~ at 23:57Comments(0)日本酒あれこれ

2008年11月02日

昨日の続き~

昨日は疲労のピークで、記事が中途半端に終わってしまいましたicon10
内容もちぐはぐで、すいませんでしたicon15
今日もあまり長くは書けませんが、ちょとずつ書こうと思いますicon21

最初に昨日の言いたかった事ですが・・・
「純米~」という名が付いたものだけが、米と水からのみで造られているんですface01
純米酒純米吟醸酒純米大吟醸酒、ですねmaro_smile

そしてこれらがどうして純米吟醸になったり純米大吟醸になったりするのかっちゅうとですね・・・
それが精米歩合の違いなんですicon12
精米歩合とはお米の削り具合の量の事ですface01

純米吟醸は60%以下。純米大吟醸は50%以下
この%ってのは、玄米を100%として何%まで削ったかっちゅ~ことですmaro_smile

そこで昨日の吟醸大吟醸は何じゃbikkuri_hatenaって事になる訳ですがー
純米吟醸と吟醸は、精米歩合の規定は同じですmaro
違うのはアル添(アルコール添加)してあるかしてないかですface01

純米吟醸は、その名の通り「米と水から出来た吟醸」ですよってことで、
吟醸は、「米と水、そして醸造アルコールを加えた物」ですよーって事なんですbikkuri
醸造アルコール以外にも、お酒に糖類や酸味料を加えた物もありますface06

まぁそーゆー物を加えると、価格は安く出来るんですが薄っぺらいものが多かったりでなかなか美味しいものはないですねface07
僕はやっぱり造るからには美味しい物を飲んで喜んでもらいたいですから、純粋に米と水だけの「純米」で造っていますface02
それに加えて出来る限りお客さんが手に取りやすい価格設定にしていますmaro_wink

少しでも多くの人に日本酒の良さを知って欲しい
その一心です。

いま外国では日本酒ブームです
おそらく日本人より外国人の方が日本酒に詳しいかもしれません
そんなの悲しいじゃないですかねぇ

って話題がそれてしまいましたbikkuri2
そろそろ造りの話もしないと(汗)(汗)(汗)  


Posted by みずし~ at 23:57Comments(0)日本酒あれこれ

2008年11月01日

日本酒のジャンル分け

今日は数ある区分についてお話しましょう。

まず吟醸と純米吟醸は何が違うのか。
答えはアル添してあるかしてないかです。
アル添してある物が吟醸。
アル添なしが純米吟醸です。

ではでは純米吟醸と純米大吟醸では何が違うでしょうか
これはわかった方もいると思いますが、原料のお米の精米歩合です。

一番削った物だと15%まで削った物を僕は知っています。
でも、もはや米じゃないですね。

アル添に関しえ言えば、普通酒、本醸造、吟醸、大吟醸には、アル添してあります。  

Posted by みずし~ at 23:58Comments(0)日本酒あれこれ